2012年12月28日金曜日

インタビュー:「もっと!サービス向上」で頑張る女性の味方に(SMBCコンシューマーファイナンス)

 ■この広告展開苦手です。女性がターゲットだから、男性の私には刺さる必要がないのかもしれません。
消費者金融だからと理由ではなく、広告の基本にある、「ホントっぽい嘘」と「嘘っぽいホント」な部分です。
本来は、嘘っぽくてもホント(事実)であればいいのですが、CMなどを拝見すると逆で「ホントっぽい嘘」に見えてしまい
アレルギー反応を起こしてしまいます。 
■しかし!!ターゲットのインサイトが自分たちの感覚に近い人たちがプロジェクトを進行させるのは大賛成です!
広告はどうあれ、サービスは向上しているのでは!?とも思います。(※推測です) (担当:i)
東日本お客様サービスセンター 武田美穂さん東日本お客様サービスセンター 野口亜里沙さんチャネル構造改革実行プロジェクト 中村美保さん横浜お客様サービスプラザ  藤原千春さん 
インタビュー:「もっと!サービス向上」で頑張る女性の味方に
2012年4月に三井住友フィナンシャルグループの一員となり、7月1日には「プロミス」から「SMBCコンシューマーファイナンス」へと
社名を変更した同社。この船出にあたり、これまでにないサービスづくりを目指し発足したのが、「もっと!サービス向上委員会」だ。
11月6日に東京・渋谷にオープンした同社初の“女性に優しい店舗”開設にあたり、同社代表取締役社長の久保健氏自ら
女性社員6名と意見交換会を開催。熱の入ったトークが繰り広げられた!

社長:
「女性にとっての心地よさ」を追求した店舗(自動契約コーナー)が本日オープンしました。新しい店舗を実際に見た皆の率直な感想を、まずは聞かせてください。
 
 
野口:
内装に使われたビタミンカラーの組み合わせがカラフルでとてもかわいいですね!
 
藤原:
うんうん。カラフルだと気持ちが明るくなるし、スペースにゆとりもあってすごくいいと思います。
 
前田:
外観も、渋谷の街になじんでいてとてもオシャレ!
伊藤:
店内からは、渋谷ヒカリエも見えましたよ。
 武田:
審査を待っているときにタブレット端末が使えるのもいいなと思います。待ち時間を有効に使えそう!
 
 中村:
私は実際に店舗づくりに携わったのですが、ガラス張りにすることで、従来の閉塞感をなくし、開放的で明るいスペースを意識したんです。ビタミンカラーには、来店するだけで女性に元気になってほしいという願いも込めています。



社長:
店内に使われている写真やビタミンカラーはまさに躍動感を表しているね。
前田:
パンフレットケースや傘立てなど、もっとビタミンカラーを使ってみては?
中村:
そうですね、さらに色を使ってもいいですね。もっと温かみのある店舗にしていきたいのですが、ほかにアイデアはありますか?
 
野口:
せっかく鏡とイス、机が設置されているので、化粧直しができるように綿棒やティッシュなどの小物を置くのはどうですか?
 
武田:
生花を飾るのも、雰囲気がぱっと明るくなり、女性に安心感を与えられるかもしれない。
 
藤原:
ソファやクッション、観葉植物を置くのもいいですね。照明も蛍光灯ではなく暖色系のほうが落ち着くかも!
 
中村:
うんうん。どれもいいですね!
社長:
話を聞いていると、楽しさや人間的な温かみをプラスすると女性にとっての心地よさがアップしそうだね。お客さまの目線や嗜好を大切にしたいね。


社長:
いま、快適さという言葉が出てきたけれど、女性にもっと使いやすいと感じてもらうためには、どんなサービスが必要だと思う?
 
伊藤:
時間を有効活用したい! というニーズにお応えするために、店舗に来店する際の“予約制”を導入してみるのはどうでしょうか。仕事はもちろん、習い事、家事育児など忙しい女性にとって、待ち時間を気にせずに利用できるのはとても魅力だと思います。
 
 
 
前田:
いいですね! 女性って美容院やレストランなどもそうですが、予約して自分の時間が確保されるという安心感が心地よく感じられますよね。
 
社長:
なるほど!

社長:
サービス向上については、テレビCMと同じコンセプトでサービス向上に向けて社内で取り組んでいるけれど、皆さんから見た活動状況はどう?
 
前田:
私の所属するセンターでは、男女問わず、社内で「やりたい!」と手を挙げたメンバー35名で構成されています。5つのチームに分かれ、新サービス実現に向けて活動中です。
 
 
野口:
お客さまの意見はもちろん、私たちが日頃感じていることなども話し合って、本当にお客さまニーズに合ったサービスは何か? を試行錯誤しながら形にするために取り組んでいますね。
 
 
社長:
渋谷宮益坂の店舗も、発端は社員の声から生まれたんだよね。さっき野口さんも言っていたけれど、「お客さまニーズに応える」という視点を全社員で持ち続け、さらなるサービス向上につなげよう!

世代を超えた人気 エヴァンゲリオン現象の不思議 日経エンタテインメント!

■最近、コンテンツビジネス展開の激しい「エヴァンゲリオン」(※ドコモさんも使ってましたね)と「ワンピース」を個人的見解から比較してみます。簡単に言うと、ワンピースはコンテンツブランドをコントロールしていない残念な感じ。。。エヴァの場合は、コンテンツブランド(世界観)をちゃんとコントロールしているような気がします(※稼いではいると思いますが)。このことで、ワンピースはコンテンツの劣化が早い気がするのは私だけでしょうか?私だけですよね? (担当:i)

 

世代を超えた人気 エヴァンゲリオン現象の不思議 
日経エンタテインメント!

 

 1995年に放映されたテレビ版から17年、新劇場版「破」の公開からは3年がたった。沈黙を破り、2012年11月17日から「エヴァンゲリオン」の新作「Q」が公開された。今や幅広い世代に支持される国民的作品となった同作にまつわる多様な現象と、“エヴァ”の人気の秘密を探った。
2012年11月17日に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(総監督・脚本/庵野秀明、総作画監督/本田雄)のポスター。「Q」は、「序」「破」に続く3作目。公開前日には、日本テレビ系列で前作の「破」とともに、「Q」の冒頭6分38秒 TV版」が放映された。  (C)カラー
2012年11月17日に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(総監督・脚本/庵野秀明、総作画監督/本田雄)のポスター。「Q」は、「序」「破」に続く3作目。公開前日には、日本テレビ系列で前作の「破」とともに、「Q」の冒頭6分38秒 TV版」が放映された。  (C)カラー
 今から17年前、テレビアニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ東京系列)が放映された。舞台は2015年の日本。主人公の碇シンジは、人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に搭乗して、正体不明の敵「使徒」と戦う。
 謎が謎を呼ぶ展開、斬新な演出法が話題を呼び、ビデオソフトは200万本以上、劇場版2作で興行収入45億円、関連グッズが飛ぶように売れ、従来のアニメ好き以外も夢中になる大ブームとなった。
 現在は「新劇場版」シリーズを制作中で、2012年11月17日には待望の3作目、「Q」が公開された。2007年に公開された新劇場版シリーズの1作目「序」は、興収20億円、ブルーレイ・DVDの売り上げは50万枚以上。続く2009年の2作目「破」は興収40億円、300万人を動員、パッケージは100万枚のセールスを記録した。
 「破」公開時における、マンガやゲーム、グッズなどの市場規模は推定1500億円超。同作がここまで支持される理由は、どこにあるのだろうか。
■斬新な設定と演出で引き付ける
「エヴァンゲリヲン 新劇場版」の主な登場人物 (C)カラー
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「エヴァンゲリヲン 新劇場版」の主な登場人物 (C)カラー
 1995年放送のテレビアニメ版が支持された理由の一つは、それまでのアニメには無い斬新さだった。勧善懲悪的な物語とは一線を画し、内向的な主人公、魅力的なキャラクター、「逃げちゃダメだ」などの名セリフの数々…。人体的な動きやカラーリングが特徴の「エヴァンゲリオン」という機体、黒の背景に白文字明朝体がL型に配置される演出などが口コミで伝わり、若者を中心に全国的に人気が拡大した
 そして、長年のファンに朗報が訪れたのは2006年だった。10年の沈黙を破り、旧作をベースに“リビルド”する「新劇場版:序」の制作が発表された。
 シリーズ第2作の「破」から3年ぶりとなった「Q」は、予告編がニコニコ動画で公開された2012年10月18日、1夜で20万回の再生を突破し期待値の高さをうかがわせた。
 この17年という長い期間、「エヴァ」はファンを離さず、テレビ版を知らない20代、アニメに親和性の薄い50代や60代をも巻き込み、規模を拡大し続けている。
 2007年公開の「序」で約10年のブランク、2009年の「破」では2年というブランクがありつつも成功を収めた。そんな“終わらない”「エヴァ」はどのようにして可能になっているのか?

■企業を後押しする作品力
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 これまでの「新劇場版」2作同様、先ごろ公開された「Q」のプロモーションでは、公開前に詳細なストーリーなどは明かされず、公に配布される素材も少なかった。そのため「商品を目にする機会を増やす」という異例の宣伝方法を採り、タイアップやコラボ商品などで作品のイメージを広める作戦を展開した。
 「Q」公開前にこのタイアップ・コラボ作戦に参加した企業は150社超。同作の商品企画・版権管理を担当するグラウンドワークスの神村靖宏氏は、「エヴァ史上最大規模」と話す。参加企業には、NTTドコモ、ANA、ロッテリア、参天製薬、ドワンゴなどの有名企業が名を連ねた。
 企業側が「エヴァ」に注目したのは、コラボをきっかけに、商品や企業の認知度アップ、そして販促につながる点が挙げられる。2012年6月にNTTドコモが発売した「エヴァスマホ」は3万台が即日完売。参天製薬は、同8月に「人類爽快化計画」キャンペーンを展開。対象となる目薬「サンテFXネオ」と同「FX Vプラス」は、発売から2週間で前者が通常期125%、後者150%の売り上げを記録した。
中川翔子がプロデュースするファッションブランド「mmts(マミタス)」も、エヴァンゲリオンとコラボ。登場人物の真希波(まきなみ)・マリ・イラストリアスにふんした。
中川翔子がプロデュースするファッションブランド「mmts(マミタス)」も、エヴァンゲリオンとコラボ。登場人物の真希波(まきなみ)・マリ・イラストリアスにふんした。
 おそらく、エヴァンゲリオンを最も目にする機会が多かったのは、コンビニエンスストアのローソンだろう。「エヴァ」をよく知らない人でも、一度は見たことがあるはずだ。ローソンが「エヴァ」キャンペーンを始めたのは「序」公開の2007年から。「破」では作中にも店舗が登場した。「Q」でもコラボを行い、7000円もするグッズ付き映画チケットがローソン限定で販売された。
 同社広告販促企画部の白井明子氏は「“エヴァだから買う”というユーザーが確実にいる。チケットからグッズ、ソフトまで幅広い展開力を持つ希有な作品だと考えている」と話す。
 こうしたプロモーション展開の方針について、神村氏は次のように言う。「ファンの期待を裏切らない“新奇性”を織り込みつつ、スタイリッシュさを一般層にアピールして、新しいファンを獲得したかった」。

 

アニメ作品では珍しくファッション分野への展開にも意欲的なのは、潜在的なファンを発掘する狙いがある。独自ブランド「RADIO EVA」やユニクロのほか、モバコレやタレントの中川翔子が手がけるマミタス、BEAMSといったアパレルとのコラボが話題となり、メンズに加え、レディース展開も広がっている。
 「アニメグッズを購入するという行為が、作品への好意を再確認するという一つのエンターテインメントだと考えている。それを身につけることでさらに、ファン同士のコミュニケーションを生む。ただ、明らかにエヴァだと分かる物には抵抗がある人もいるため、『普通にファッションとしてかっこいい』ことを意識している」(神村氏)
 また、普段はアニメを見ない50代や60代に作品の認知度が高まったのはパチンコ・スロット展開だろう。「2005~2006年にかけてDVDやグッズの売り上げが跳ね上がったと聞いている」(神村氏)。これまで「エヴァ」に触れなかったような年齢層にも知名度が広がったことで、一般的に「人気作」と認識される大きなきっかけとなった。
■「エヴァ」が地方を変えていく
 企業タイアップのほかに力を入れているのが、箱根町との取り組みだ。作中の舞台となる「第3新東京市」が箱根周辺にあたり、2009年にプロジェクトをスタート。「箱根補完マップ」が配布されるや3日間で4000人を動員した。翌年にはローソンが、エヴァがテーマの「第3新東京市支店」をオープン。2日目には通常の7倍にあたる3500人が押し寄せた。「箱根を訪れる年間2000万人の観光客のうち、10代や20代の新規の顧客を開拓する、非常にパワーのあるコンテンツだと捉えている」(箱根町観光協会高橋始専務理事)。
エヴァンゲリオンの舞台である「第3新東京市」が箱根周辺にあたることから、エヴァは2009年から箱根町とコラボレーションを行ってきた。
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エヴァンゲリオンの舞台である「第3新東京市」が箱根周辺にあたることから、エヴァは2009年から箱根町とコラボレーションを行ってきた。
 また、「想像以上の反響」(神村氏)と関係者を驚かせたのが、2012年春から継続中の地方都市での展示イベント。原画やレプリカを展示する「エヴァンゲリオン展」を宮城県「石ノ森章太郎ふるさと記念館」と宮崎県「みやざきアートセンター」で開催し、宮崎県では37日間で2万人を動員。また、岡山県「備前長船刀剣博物館」で開催された「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」は、107日間で想定の2倍以上となる5万人が押し寄せた。都市部のアニメイベントは飽和状態のため、「イベント慣れ」していない地方での展開はファン拡大のカギを握っている。
 海を越えた展開も見据える。「新劇場版」2作は海外配給も行われており、「2013年には20万人以上が集うフランスの『JAPAN EXPO』でエヴァを特集する方向で進行中」(神村氏)。
 多角的に広がる、エヴァの世界観に浸れる数多の仕掛け。だからこそ作品の空白期間があってもファンをつかめるのだろう。
(ライター 小野田弥恵・小川たまか・林健太)
[日経エンタテインメント! 2012年12月号の記事を基に再構成]

2012年12月27日木曜日

動画あり:新聞の媒体力を検証する”ベルギー新聞団体によるアンビエントプロモーション

■ヒトの心を動かすことが広告(キャンペーン)の本質なのだなぁ。広告(キャンペーン)で重要視しなければならない感覚として「絶対的に面白いこと」「絶対的にお得なこと」この二つのいずれかに該当することが基準だと思います。これが無いものは除外する。(※理想) (担当:i)

 

 

新聞の媒体力を検証する”ベルギー新聞団体によるアンビエントプロモーション

 

海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を紹介するこの連載。新聞を読んでいる大手企業のトップの方々、自分が乗ってるハイヤー周辺で大変なことが起きていることにまったく気づいていないご様子。このキャンペーンが伝えたかったこととは? 毎週水曜日更新。


経営トップの皆さんの「スルー力」がすごすぎます……

 ベルギーの新聞社で構成された業界団体「Newspaperswork」による、『新聞の広告媒体としての価値を示す』ためのアンビエントプロモーション。
 施策のコンセプトは、新聞に今なお読者の“アテンション”を得られるほどの媒体価値があるかどうかを実験で検証するというもの。
 同団体はこの実験にあたり、コカ・コーラ、BNPパリバ、テレネットという大手広告主3社のトップに、1日限定で運転手つきのハイヤーを無償で提供します。お抱え運転手が運転している中、3人のトップがハイヤーの後部座席に座って新聞を読みふけるところから今回の実験はスタートします。
 同団体は、彼らの新聞を読む気をそらせようと車外で様々なスタントを仕掛けます。たとえば、道路を炎に包まれた男性をジョギングさせたり、熊が運転する車をハイヤーに並走させたり、運転手がズボンを脱いで運転を続けたり、宇宙飛行士の格好をした人が通りを横断したりします。
 この奇妙なスタントに遭遇した一般の歩行者は思わずこの光景に目を奪われましたが、ハイヤーの後部座席にいた3人のトップは、“新聞を読むことに熱中していたために”一切気付きませんでした。
 ラストは、ズボンを脱いだ運転手が目的地に着いて後部座席のドアを開くところで実験はフィナーレを迎えます。
 新聞社の主要広告主のトップに身をもって『新聞の媒体力』を理解してもらいつつ、その模様を収めた動画を通じて他の広告主にも知ってもらおうというアプローチ。「新聞が読む人をどれだけ夢中にさせるパワーがあるのか」、いわゆる『リーチの量』ではなく、『リーチの質』をユニークな切り口でアピールしていますね。

動画はコチラ

参考サイト

秀逸動画:コカ・コーラ、“リア充”限定自販機 をショッピングモールに投入

■自然と笑顔になってしまうプロモーションですね。コカコーラさんはこのようなブランディング手法、バイラルムービーが世界各国どの国に行ってもホントに秀逸!!!すばらしい!!!(担当:i)

 

 

コカ・コーラ、“リア充”限定自販機 をショッピングモールに投入

 

海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を、週に1回お届けするこの連載。サプライズ企画で知られるコカ・コーラが、バレンタインならではの素敵な自動販売機をトルコで展開。見る人をハッピーな気分にしてくれるその仕掛けとは? 毎週水曜日更新。



お金ではなく、“ある行為”で動作する自動販売機とは?

  コカ・コーラが現在グローバルで展開している“Happiness Project”を、バレンタインデーに絡めた新バージョン。毎回素敵なサプライズで、さまざまなターゲットを“笑顔にしてきた”このシリーズですが、今回のターゲットはアツアツな恋人達です。
 バレンタインデーに数多くの恋人達が集まるショッピングモールにて、通貨以外のモノで作動する特殊な自販機を設置しました。
 では通貨ではなく何で作動するかというと……
恋人達がこの自販機の前で抱き合ったり、キスをしたりして愛し合う(愛を形にして証明する)と、自販機が作動して中からコーラが2本落ちてくるようになっています。
 自販機に設置したカメラでこの模様を認識して、自販機を遠隔操作しているようです。
 自販機の前で愛を確かめ合った本人達はもちろんのこと、周囲のギャラリーも大盛りあがりだったようです。
 通貨の代わりに、恋人達の愛し合う姿でコカ・コーラが落ちてくるというサプライズ自販機。
 シンプルで好感が持てる素敵なブランディング企画です。皆さんの笑顔が印象に残ります。
 過去の“Happiness Project”のサプライズ施策に関心のある方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。こういった企画はソーシャルメディアとの相性も抜群ですし、ターゲットを“いい意味で驚かせて笑顔にさせるプラン”の参考になるかと思います。
http://vimeo.com/37237017

2012年12月26日水曜日

【クチコミ分析レポート】 6年連続CM好感度No.1のソフトバンクモバイルの白戸家!各シリーズのソーシャルメディア上のクチコミを徹底比較!

【クチコミ分析レポート】 6年連続CM好感度No.1のソフトバンクモバイルの白戸家!各シリーズのソーシャルメディア上のクチコミを徹底比較

CM 総合研究所が発表するCM好感度ランキング。今年もソフトバンクモバイル社が1位となり6連覇を達成しました!振り返ってみると、「留学生のタダ」、「スギちゃん」、「ローマでリョーマ」、「BOSSとのコラボ」、「LTE」など、白戸家シリーズの予想外の展開に楽しませてもらいました。
そこで、今回はクチコミ分析ツール「ブームリサーチ」を利用して、ソーシャルメディア上で1番話題になった白戸家のCMを勝手に調べてみました!今年の最も旬な(?)芸人スギちゃんが登場したCMが1番なのか?それとも、業種を超えたサントリー「BOSS」とのコラボが1番なのか?さて、結果はいかに?
なお、調査概要は以下の通りです。
TVCMの出稿については、関東キー局のCM放送回数をベースにしており、視聴率などは加味されておりません。
まずは、CMの露出量を比べてみましょう。
なお、今回は各CMの放送開始日から2週間の露出量を比較しています。
以上のように、スギちゃんが出演している「のりかえ割」のCMが569件と一番多い結果となりました。様々な施策を実施しているソフトバンクモバイルにおいて、6月からスタートした「のりかえ割キャンペーン」は、非常に力を入れたキャンペーンだったことがうかがえますね。
次に、本題である各CMのクチコミ件数を見てみましょう。
ご覧のように、トリンドル玲奈さんが出演した「ホワイト学割」が他のシリーズと比べて圧倒的なクチコミ量を発生させていました。2番目にクチコミが多かった「BOSS」の2倍以上のクチコミが発生しています!
以上の調査結果をまとめてみました。
CMの露出量では、3位だった「ホワイト学割」が、露出量1位の「のりかえ割」の約3倍以上のクチコミを獲得しています。また、露出量4位の「BOSS」が2番目に多いクチコミを獲得していることがわかりました。
ここからは今回一番クチコミ件数が多かった「ホワイト学割」にフォーカスをあて、クチコミ件数がこれほど伸びた要因を考察していこうと思います。
下の図は、Twitterとブログのクチコミの中で、よく出現した上位キーワードを並べたものです。
「ギャル語」「てへぺろ」など、トリンドル玲奈さん演じる「留学生のタダ」に関するキーワードが多数出現していました。白戸家といえば、これまで予想外な展開が魅力のシリーズでしたが、「ホワイト学割」もハーフの帰国子女で、頭の良い(慶応大学を現在休学中だそうです)トリンドル玲奈さんが、ギャル風の留学生(留学生なのに何故か「てへぺろ」を知っている)になって登場し、最後のオチとして出身が鳥取(笑)というツッコミどころ満載さの内容になっています。そのツッコミポイントに対して生活者が反応し、多くのクチコミを発生させたのではないでしょうか。
また、「誘客」や「地元期待」などのキーワードからは、「はわい温泉」や「鳥取弁」などの鳥取県のローカルネタが全国区のCMで大々的に取り上げられたことが大きな話題性を呼んだことがわかりました。実際、CM放送開始後、「はわい温泉」のある鳥取県湯梨浜町のWebサイトへのアクセスが通常の倍以上増加したそうです。
<一例>
・白戸家CMに「はわい温泉」、観光客誘客に地元期待!
・ソフトバンクのCMに鳥取が登場!ついに鳥取の時代が来たのか(笑)
・ソフトバンクのCMのおかげで、鳥取県が全国区になってる(笑)
・もはや鳥取は海外扱い!?
以上が、今回の勝手調査の内容となります。
おそらく今後も私たちを楽しませてくれるであろう白戸家シリーズ。
来年は、どのような展開を見せてくれるのか、非常に楽しみです!!

自己紹介

自分の写真
東京都, Japan
h-imoto@netyear.net 暇なわけではございません。仕事の一環で収集している情報の共有です!