2013年3月27日水曜日

フォロワーのブランド好意度および購入意向の向上が明らかに ~Twitter公式アカウントのマーケティング効果を測定するKGI調査を実施~

■これはいい!グループ会社のリリースですけどねw 御用命は私まで!



フォロワーのブランド好意度および購入意向の向上が明らかに ~Twitter公式アカウントのマーケティング効果を測定するKGI調査を実施~

2010年頃から多くの企業がTwitterに公式アカウントを開設し、運営を開始しています。先進活用企業では「フォロワーの数」だけでなく「RT数」や「リプライ数」など、エンゲージメント率の向上を重視した運用を行っていますが、エンゲージメントの向上がどのようなマーケティング効果をもたらしているのか、既存の効果測定方法では明確にすることが困難でした。

この課題を解決するため、トライバルメディアハウスが提供するKGI調査サービスでは、公式アカウントのフォロワーと非フォロワーに対するアンケート調査に加え、公式アカウントにおけるフォロワーの時間経過(フォロワー歴)や、RT/お気に入りなどのエンゲージメント履歴を取得し、アンケートによる調査結果と統合することで、公式アカウントを運用することによるフォロワーのブランド名の想起率や好意度、購入意向、推奨意向といった意識変容およびLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を測定・算出します。

上記調査スキームにより、「Twitter公式アカウントのフォロワーになってから、そのブランドのことが好きになったのか(購入量が増加したのか)、もともとそのブランドのことが好きだったから(購入量が多いから)公式アカウントのフォロワーになったのか」といった「因果性のジレンマ(いわゆる”鶏が先か卵が先か”)」を以前よりも明らかにすることができるようになりました。 

●Twitter公式アカウント運用効果の可視化
・Twitter公式アカウント運用のマーケティング効果を把握するためには、現在不明確になっているKPI、KGI、LTVの関係を明らかにすることが必要です。
KGI調査

●Twitter公式アカウントにおける調査スキーム
・ブランド名の想起率、好意度、購入(利用)意向、他者への推奨意向(NPS:Net Promoter Score)などをKGIに、購入頻度、購入量などをLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)に設定します。
・Twitter公式アカウントのフォロワーと非フォロワー、エンゲージメントの高低、フォロワーになってからの時間経過とKGIの相関関係などを分析します。
KGI調査

●KGI調査サービス概要
価格:250万円(税別)~
期間:約3ヶ月

●Twitter公式アカウントのKGI測定結果事例
下記2社の協力のもとに測定したTwitter公式アカウントのKGI調査結果は次ページの通りです。
・ニッセンオンライン https://twitter.com/nissen別ウインドウで開きます。
・ファミリーマート公式twitterアカウント https://twitter.com/famima_now別ウインドウで開きます。 

<調査結果サマリー①>
フォロワーの7割以上は、「ツイート内容が楽しいから」、「キャンペーン情報等を得るため」にフォローしており、もともとのブランドのファンではなく、Twitter公式アカウントの魅力によって新たな層を獲得できている。
フォロー後の意識変容/態度変容について、もともとそのブランドが好きだったフォロワーにおいては、より一層ファン化が進んでいることがわかった。また、フォロワーの中に占める割合が多かった、もともとファンではなかったユーザーにおいても、Twitter公式アカウントをフォローしたことによって、商品・サービスに興味を持ったり、購入を検討する機会が増えていることが確認された。これらから、Twitter公式アカウントは、マーケティングファネルの各階層において、一定のマーケティング効果を発揮していると言える。

●公式アカウントをフォローした理由
KGI調査

●公式アカウントをフォローしたことによる意識変容/態度変容
KGI調査

<調査結果サマリー②>
●KGI分析(フォロワーと非フォロワーの比較)
ブランド名の想起率、好意度、利用(購入)意向において、フォロワーの方が非フォロワーよりも高い傾向を示しており、Twitter公式アカウントのフォロワーには優良顧客が多く含有されていることがわかる。
KGI調査

●KGI分析(エンゲージメントが高いフォロワーと低いフォロワーの比較)
エンゲージメントが高いフォロワーと低いフォロワーを比較したところ、エンゲージメントが高いフォロワーのほうが全てのKGIが高くなる傾向が見られ、エンゲージメントの向上がKGIの向上につながることが確認された。なお、フォロワー歴が長いユーザーと短いユーザーのKGI比較では、KGIの項目や企業によって結果がわかれた。
KGI調査

●LTV分析
フォロワーは非フォロワーと比較して2~3倍程度購入量が多いことがわかった。また、フォロワーの中でもエンゲージメントの高いフォロワーのほうがエンゲージメントの低いフォロワーよりも購入量が多いことが確認された。
KGI調査

※アンケート回答者のうち、Twitter公式アカウントの投稿に対するリツイート数及びお気に入り数が、上位20%のフォロワーを「エンゲージメントが高いフォロワー」、下位20%のフォロワーを「エンゲージメントが低いフォロワー」として定義した。

※フォロワーの購入量、エンゲージメントが高いフォロワーの購入量、エンゲージメントが低いフォロワーの購入量は、非フォロワーの購入量を1.00として、それに対する割合で算出した。 

<調査概要>
調査目的:Twitterアカウントのマーケティング効果の把握およびKGI測定
調査対象:①Twitterアカウントのフォロワー(各社のTwitterアカウント内で募集)
     ②Twitterアカウントの非フォロワー(インターネットリサーチ会社のアンケート
     モニターから抽出)
     ※各社のターゲット層(通信販売利用者、コンビニエンスストア利用者)が対象 KGI調査

調査手法:インターネット調査
調査期間:2013年1月17日~1月31日
調査設計、公式アカウントフォロワーの実査、全データの集計・分析を株式会社トライバルメディアハウスと株式会社インデックス・アイが担当。非フォロワーの実査は株式会社クロス・マーケティングが担当した。

<セミナー紹介>
本調査結果を紹介する無料セミナーを2013年4月18日(木)に開催する予定です。

セミナーテーマ:Twitterマーケティング効果測定セミナー[実践編]
本KGI調査結果をニッセン/ファミリーマートのTwitterご担当者が直接解説いたします。
詳細はこちらから  https://mailform.tribalmedia.co.jp/別ウインドウで開きます。 


トライバルメディアハウス 会社概要
(社名)    株式会社トライバルメディアハウス  http://www.tribalmedia.co.jp/別ウインドウで開きます。
(本社所在地) 東京都港区赤坂二丁目17番22号 赤坂ツインタワー本館13F
(代表者)   代表取締役社長:池田 紀行
(資本金)   3,700 万円
(事業内容)  ソーシャルメディアマーケティングコンサルティング事業
        ソーシャルメディアリスクマネジメント支援事業
        公式アカウント開設・運営支援事業
        プロモーション事業
        マーケティング支援ツール提供事業
(主要株主)  ネットイヤーグループ株式会社及び当社役職員

2013年3月26日火曜日

動画あり:生放送中にiPhoneを放り投げたノキアCEO

■CEOのこの気持ちはユーザーに伝わるかもしれないw


生放送中にiPhoneを放り投げたノキアCEO


 

ノキアの最高経営責任者(CEO)であるスティーヴン・イーロップは、アップルの「iPhone」を煩わしいと思っている。その気持ちがあまりに強すぎたため、同氏はフィンランドのトークショーにライヴ出演したとき、司会者ヤリス・ハーキモのiPhoneを放り投げるという行動に出た。
ハーキモ氏は3月21日(現地時間)、自身が司会を務めるトークショー「Hjalliksen kanssa」(「ヤリスと一緒に」という意味)のゲストとしてイーロップCEOを迎えた。そして、噂のノキア製新型スマートフォン「Lumia 928」の話題に触れ、その発売時期について質問した。
イーロップCEOはうまくこの質問をかわした。そこでハーキモ氏が自分のiPhoneを取り出すと、イーロップCEOの口から「ああ、なんていまいましい!」という言葉が飛び出した。
「私はiPhoneを持ちたくない。ノキアの携帯を持ちたいんです」とハーキモ氏は言った。
イーロップCEOはこの問題をどう解決したって? 同氏はハーキモ氏の手からiPhoneを取り上げ、カメラに写らないところへと放り投げた。iPhoneが床に落ちる恐ろしい音が聞こえる。
「さあ、これでいい」とイーロップCEOは笑いながら言った。
ハーキモ氏は、優れたテレビ番組司会者の誰もがそうであるように、顔色ひとつ変えなかった。そして、このハプニングのあとにイーロップCEOを賞賛する言葉を続けた。
「わたしはノキアの携帯電話を使いたいんですよ。なぜって、あなたを信頼しているし、ノキアを信頼しているから。でもLumia 928が欲しい。いつになれば手に入れられるんですか?」
イーロップCEOはこれにも答えようとはしなかった。だがハーキモ氏に対して、iPhoneに代わるノキアの携帯を提供すると約束した。それを聞いて一安心だ。ハーキモ氏のiPhoneはもうクラックが入ってしまっているだろうから。
イーロップ氏は、マイクロソフトのビジネス部門責任者だった人物。2010年9月に46歳でノキアのCEOに就任した。カナダ出身で、ノキアにとっては初めてのフィンランド人以外のCEOとなる。


SoftBank: ゴールデンボンバーと白戸家が夢の学園祭「白爆祭


■なんだこれは?



SoftBank: ゴールデンボンバーと白戸家が夢の学園祭「白爆祭」

ゴールデンボンバーと白戸家が夢の学園祭「白爆祭」を開催することが決定しました。学割に加入された方から抽選で100組200名をご招待。すべての学生が応募できる企画も用意しています。

ホワイト学割 with 家族 2013 加入者限定! 抽選で100組200名をご招待 
ゴールデンボンバーと夢の学園祭 白爆祭 
ゴールデンボンバー・ミニライブ 
金爆一家vs.白戸家(ゲスト) 
ショートコント、トークショー、記念写真/握手会会場では模擬店や似顔絵コーナーも予定! 
「ホワイト学割 with 家族 2013」のご加入者(家族は除く)には、案内メールが届きますので、そちらからお申し込みください。

2013年3月22日金曜日

スマホ冬商戦、10代のau端末購入シェアが大幅増--ドコモ・ドットコム報告書

■データなど文字が見れないので、標題リンクから直接記事を読んで頂くことをお勧めします。



スマホ冬商戦、10代のau端末購入シェアが大幅増--ドコモ・ドットコム報告書

 

ドコモ・ドットコムによる、モバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の最新号より、スマートフォン購入状況調査の一部をお届けする。
 ドコモ・ドットコムの定期調査から、2012年12月から2013年1月におけるスマートフォン端末の購入状況をみると、2012年10月において顕著に表れたiPhone5 人気がやや落ち着きを見せ、一方で2012年冬モデルの発売を背景としたドコモ端末の躍進が感じられる動きとなった。
 10月、11月における調査では、2カ月連続でau、SoftBank に購入者数で及ばない結果を示したドコモだったが、12月購入者数においては全体の約45%を確保し、ほぼ全世代において最多シェアを記録している。2013年1月では他キャリアにやや詰められるも最多シェアを維持するなど、結果的には2012 年冬モデル発売効果が感じられる結果となっている(図1参照)。
図1:2012年12月~2013年1月のスマートフォン購入状況
図1:2012年12月~2013年1月のスマートフォン購入状況
 一方、世代別の購入状況に注目すると、特定層における特徴が明確に表れている。2012年12月時にもその傾向が表れているが、特に1月において、10代のau端末購入シェアが大きく伸びており、約半数を占める結果となった。iPhone5人気が後押ししているのが最大の要因ではあるが、「Xperia acroHD」などといったAndroid端末も数多く購入されている動きが見られるなど、店舗での割引といった低価格訴求が奏功している模様である。
 また1月には、SoftBank のシェアも全世代において伸びを見せており、特に30代においてはauを抜いてシェア率2位を記録するなど、12月の購入者数減から盛り返す動きを示している。このような動きを総合的に見ると、ドコモの2012年冬モデルの発売効果は出現したものの、iPhone5人気に影響を受ける形で以前ほどその効果は長続きしていないように感じられた。
 2013年1月における人気機種の内訳を見ると、SoftBank及びauのiPhone5 が相変わらず最も売れており、次いでドコモの2012年冬モデル端末が続く形となっている。ドコモ端末においては、以前は「GALAXY」シリーズなどといった海外メーカー端末に人気が集まる傾向が特徴的だったが、国内メーカーのラインナップや、搭載機能の充実が図られたことなどから、「AQUOS PHONE」「Xperia」「ARROWS」等といった様々なブランドに支持が分散している模様である。またauやSoftBankにおいても、「htc J butterfly」や「PANTONE 6」といったAndroid端末も一定数購入されており、au 及びSoftBank においても、iPhone 一辺倒からAndroid 端末を含めた形で徐々に多様化がうかがえるようになってきた感もある(図2)。
図2:購入機種トップ10
図2:購入機種トップ10
「スマートフォンレポート」(無料)のダウンロードはこちらから

次に、スマートフォンでのブラウジングについて、本調査実施時と半年前に行った調査時の結果を比較する形で見てみたい。スマートフォンでブラウジングする際の不満点として挙げられる項目の傾向は変わっておらず、依然として「リンクボタンが小さくて押しづらい」「PC向けのWebサイトがそのまま表示されると、スクロールや拡大・縮小などの操作が面倒」といった項目が上位に挙がっている。
 ただしその回答数に注目すると、半年前の2012年6月時に比べ、すべての不満要素に対する回答数が下がっており、逆に「不満はない」という回答が増加している(図3、図4:※拡大しても見づらい場合は、ダウンロードしてご参照ください)。
図3:スマートフォンでブラウジングする際の不満点(2013年1月時)
図3:スマートフォンでブラウジングする際の不満点(2013年1月時)
図4:スマートフォンでブラウジングする際の不満点(2012年6月時)
図4:スマートフォンでブラウジングする際の不満点(2012年6月時)
 これは、ユーザーがこの半年間でスマートフォンの操作に慣れてきたことが明らかに感じられる動きであり、以前に比べ「使いにくい」と感じるユーザーが減少してきていると言えるだろう。ただし、「画面が小さく見にくい」という回答に関しては、30代以上に限ると以前とあまり変化はなく、中高年齢層にとって細かい文字等は依然として不満の対象となっている模様である。また、女性においてはこの「画面の小ささ」に対する不満は更に増えており、加えて「リンクボタンが小さくて押しづらい」という不満が男性以上に多いのも特徴となっている。
 ネイルファッションを楽しむユーザーが多いことなどもその要因と思われるが、全体的に不満が減少したとはいえ、不満要素は年代、性別毎に特徴的に出現しているのも事実である。
 対象とするユーザー層に合わせた不満改善は、サービス内容の向上と併せて、きめ細やかに実施していくことが引き続き重要であるといえるだろう。
ドコモ・ドットコム発行「スマートフォンレポート」
ドコモ・ドットコム発行「スマートフォンレポート」
端末の販売動向やユーザーの利用動向などといった、スマートフォンに関する独自調査分析レポートを中心に、NTTドコモへのインタビュー、モバイル広告やメールマーケティング施策に関する記事等を掲載する、モバイルビジネス・マーケティング情報誌。2012年7月に創刊され、隔月発行にて現在Vol.5まで発行。紙媒体ではなく、PDF形式のデジタルメディアとなっており、ウェブサイトにて無料会員登録を行えば、誰でも完全無料にて、すぐにダウンロード・入手可能。バックナンバーも全て入手できる。

■「スマートフォンレポート」ダウンロードはこちらから  

2013年3月21日木曜日

韓国で大規模サイバー攻撃か、放送局や銀行のシステムがダウン



■これは大変だな。。。



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□◆ 韓国で大規模サイバー攻撃か、放送局や銀行のシステムがダウン
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 韓国で201332014時ごろ、主要放送局3局や大手銀行の情報システムが一斉に
ダウンした。聯合ニュースによると、システムがダウンしたのは韓国のKBSテレビと
MBCテレビ、YTNテレビの3放送局と、新韓銀行の情報システムである。

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□◆ [続報]韓国への大規模サイバー攻撃、攻撃内容はハードディスクの破壊
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 韓国で発生した大規模なサイバー攻撃について、韓国のセキュリティベンダーであ
るアンラボや米シマンテックといったセキュリティベンダーが相次いで情報を公開し
ている。攻撃内容はマルウエアを利用してハードディスクを破壊するものだった。

2013年3月19日火曜日

心理学が解明「大笑いすると、創造力が3倍になる」

■なるほどなるほどw

心理学が解明「大笑いすると、創造力が3倍になる」





ユーモアは、日本の職場ではまだ、不謹慎な印象があるかもしれない。ましてや、仕事ができる・できないにユーモアが関係すると言われても、ピンとこない人が大半だろう。
ところが、「ユーモア学」を専門とする文京学院大学大学院准教授の大島希巳江氏は、「ここ数年、日本でもビジネスにユーモアを活かすという考え方に注目が集まり始めている」と指摘する。
図1
実は、ビジネスとユーモアの関係が深いことは、さまざまな研究で明らかになっている。大島氏が2006年に、東京都にある保険会社の営業担当者400人を対象に行った調査によると、ユーモア度が高い人ほど、営業成績がいいという結果が出た(図1)。ユーモア度は、「1+1=の答えを2つ以上出すことができる」「レストランの店員が自分のジーンズに水をこぼしたら気分を害する」など20項目からなるアンケートで測定。
「回答者のうち、営業成績がトップクラスで、ユーモア度が高い人数人に直接インタビューをしたのですが、第一印象はまったくおもしろそうな人ではありません。むしろ普通で、誠実そうな印象を与える人ばかりでした」(大島氏)。
しかし話をしてみると、共通点があった。表現力が豊かで洗練されており、ユニークな比喩表現が多い。難しい専門知識を、例えを使って説明するのに長けていたのだ。
大島氏は「ビジネスにおけるユーモアというのは、おもしろいことを言って相手を爆笑させることではありません」と言う。「ユーモアがある人は、語彙が多いだけでなく、場を読み、適切なところで適切なことを言うコミュニケーション能力も高い。また、視点の意外性が笑いを誘うというのがユーモアの本質なので、創造力と、意外な切り口からものを見ることができる頭の柔らかさが必要。これらはどれも、仕事の能力に直結するものです」と説明する。


インタビューに答えた成績の高い営業担当者は、たとえばこんな営業トークを披露してくれたという。
「この商品は、寿司ネタで言うと極上のトロ。私はガリです。トロのおいしさを引き立て、良さをわかっていただくためには私が必要なんです」
同じ商品を買うなら、こんなに楽しく、比喩表現を使いながらわかりやすく説明する営業担当者から買いたいと思うのが、顧客の心理だろう。
「ユーモアとはすなわち、物事を楽観的にとらえる力です」と話すのは、心理学者の内藤誼人氏だ。内藤氏も、ユーモア度や楽観性の高さは、仕事の能力に直結すると説く。
「ウィスコンシン大学のジェームズ・ブロンソンの研究ですが、1997年に起こった洪水で被災した約900社を対象に調査を行ったところ、オーナーの楽観性が高いほど、企業の業績が被災前のレベルに回復するまでのスピードが速いという結果が出ています。また、心理学者のマーティン・セリグマンの研究によると、政治、スポーツ、アカデミックのどの分野でも、明るい人ほど成功することがわかっています。セリグマン先生は言います。『選挙の候補者が2人いたとすると、僕はどっちが当選するのか予測できる。つまり、明るいほうが当選する』と」
悲観して「もうダメだ」と思ってしまうと、問題に積極的に取り組むことができない。ユーモアは、困難に直面した際の、問題解決力にも関係するのである。
「ほとんどの問題は、積極的にぶつかれば解決できるものです。ところが、多くの人は怖くてぶつかれない。ユーモアがある人は楽観的なので、問題を問題ととらえません。だからうまく乗り越えていけるのです」(内藤氏)。
アメリカでは、ユーモアと課題解決力の関係に着目して人材の採用を行っている会社があると大島氏は言う。高い利益率や顧客満足度で知られるアメリカの格安航空大手、サウスウエスト航空では、「ユーモアセンスがある」ことを採用の条件にしている。「ユーモアがある人は、変化対応力があり、プレッシャーの中でも落ち着いて行動できる」(大島氏)というのがその理由だ。

航空会社で、特にこの資質が重視されるのがパイロットだ。同社では、ある年のパイロット採用面接のときに、スーツを着た候補者を前にしてバミューダパンツを並べ、「そんな堅苦しい格好をしていないで、これに着替えたらどうだね」と勧めたという。怒って帰ってしまった候補者もいたが、喜んで着替え、ネクタイにバミューダパンツというおかしな格好で楽しみながら面接を受けた候補者は、全員採用された。
「パイロットの判断ミスは、ともすれば大事故につながります。ユーモアがある人は、何かあってもパニックに陥ることなく真正面から取り組むことができるうえ、チームワークの能力も高い。そのため、特にユーモアを重視したのでしょう」と大島氏。この航空会社は実際、事故が非常に少ないことでも知られている。
新しいアイデアを生み出す創造力にも、ユーモアは関係する。内藤氏は、「笑った後のほうが創造力が高まる」という研究結果を紹介する。
米国メリーランド州にあるバルチモア大学のアリス・アイセン博士が行った調査によると、
(1)コメディ映画を見て大笑いする、
(2)軽い運動をする、
(3)甘いキャンディを食べる、
(4)数学の講義の映像を見る、
(5)何もしない
図2
という条件のうち、(1)の大笑いをした後が一番創造的になれることがわかった。何もしなかった場合に比べ、創造力テストの結果が3倍以上も上がったのだ(図2)。
「人間の物理的な視野は、悲観的になるほど狭くなることがわかっています。落ち込んでいる人ほど視野が狭くなるので、電柱にぶつかったり交通事故に遭ったりしやすくなるという悪循環に陥るのはそのせいです。反対に、楽観的だと視野は広くなります。笑って楽しい気分になれば視野が広がり、普段気付かないことにも気付くようになる。アイデアも湧き出すし、ビジネスチャンスも見つかりやすくなるのです」(内藤氏)

では、ユーモアセンスは鍛えることができるものなのか。大島氏も内藤氏もユーモアセンスは「1つのビジネススキル。後天的に身につけるもの」と断言する。
図3
ユーモアセンスを身につける方法として大島氏が勧めるのは、発想の柔軟性と言語能力を高めるための訓練だ。「図3のようなパズルで、頭を柔らかくしてみましょう。『パイプ椅子の使い方を10通り考えてみる』なども、よい訓練になります。最初の3つ4つは簡単に浮かぶでしょうが、そこから先は絞り出さないと出てきません。常識を取り払うことを迫られるので、おもしろいアイデアが出るようになるのです」(大島氏)。
こうしたトレーニングは、問題にぶつかったときにいろいろな切り口で分析し、多くの解決策を考え出すことにも役立つ。
内藤氏は意外なことに、「相手にウケる冗談を言う必要はまったくない」と言う。
「人を笑わせることがユーモアの目的ではありません。まずは自分が楽しむこと。全然ウケないおやじギャグを連発してもいいんです。ギャグをたくさん思いつくということは、視野が広くて発想力があり、それを楽しめる楽観性があるということ。心理学者ならそんな人のことを、ユーモアがあって、仕事の能力も高いだろうと予測しますね」
心理学用語に、「感情感染効果」がある。人は目の前の人の表情に釣られてしまうのだ。「ウケないおやじギャグでも、自分が笑えば、相手も笑う。最初は演技でもいいので、いつも笑っていることを心がけましょう」(内藤氏)。
自分も周りも楽しい気分になり、仕事の成果も上がる。一石三鳥が狙えるのが、ユーモアなのだ。

2013年3月14日木曜日

アップルのマーケティング担当幹部、「Android」を批判--WSJインタビューで




アップルのマーケティング担当幹部、「Android」を批判--WSJインタビューで

 

 

 Googleの「Android」を搭載したサムスン製スマートフォンの次期主力モデルが発表される日のわずか1日前、Appleのマーケティング担当幹部が先制攻撃を仕掛けた。
 Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるPhil Schiller氏は米国時間3月13日の午後、The Wall Street Journal(WSJ)との短いインタビューのなかで、Googleのスマートフォンプラットフォームについて、断片化されており、使いにくいものだと批判し、Androidを搭載した携帯電話は通信キャリアによってエントリレベルのデバイスとして無償で提供されるのが一般的だと示唆した。
提供:James Martin/CNET
AppleのPhil Schiller氏
提供:James Martin/CNET
 同氏はWSJに対して「Androidデバイスは箱から出した後、最大で9つにものぼるさまざまなベンダーのアカウントを登録しなければ、『iOS』デバイスであらかじめ提供されるエクスペリエンスを手にすることができない」と述べたうえで、「Androidではすべてがシームレスに動作するわけではない」と述べた。
 またSchiller氏は、Appleの内部調査により、2012年第4四半期にAndroidからiOSへと乗り換えたユーザーの数は、iOSからAndroidに乗り換えたユーザーの数の4倍だったことが明らかになっているとも述べた。
 今回の発言は、7日に同氏がTwitter上で、GoogleのAndroidを標的とするマルウェアがはびこっていることを指摘したセキュリティ会社F-Secureによるレポートへのリンクを示し、珍しく辛口のツイートを行った数日後に出てきたものである。同氏は「そちら(Android)側にいる人は気を付けて」とツイートしていた。また、同氏はインタビューで品質についても焦点を当て、Android製品は「しばしばフィーチャーフォンに対する無償の代替として提供されるが、そのエクスペリエンスはiPhoneには及ばない」と述べた。
 Appleの最大のライバルであり、同社が以前から法廷闘争を繰り広げているサムスンは、14日の晩にニューヨークでプレスカンファレンスを開催し、同社の「GALAXY S」スマートフォンの第4世代を発表する予定だ。調査会社Strategy Analyticsによると、サムスンは同シリーズのスマートフォンや、その他の製品で人気を集めたことで、米国では2008年以降、携帯電話ベンダーとしてトップの座に君臨してきた。Appleは2012年第4四半期に、「iPhone 4S」と「iPhone 5」をあわせた販売により、サムスンから初めてこの座を奪っている。
 Schiller氏をはじめとするAppleの幹部らはめったにインタビューに応じない。Appleの広報のほとんどは、同社の製品発表時や、四半期決算発表後に行われる電話会議において金融アナリストらに対してなされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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