2013年2月28日木曜日

広告費5年ぶり増加、電通が発表

■情報として古いかな?まあ、オリンピック特需でもないと、いまだ不安な状況ということか?

 広告費5年ぶり増加、電通が発表


大手広告代理店の電通は2012年の総広告費が前年比103.2%の5兆8913億円で、2007年以来5年ぶりに前年実績を上回ったと2013年2月21日に発表した。東日本大震災以降に企業が広告を自粛した反動と、ロンドン五輪にあわせて広告を出した企業が増えたためと見られる。
媒体別では地上波テレビ広告費が1兆7757億円(前年比103.0%)、新聞広告費が6242億円(前年比104.2%)と堅調で、雑誌広告費は2551億円(100.4)、ラジオ1246億円(99.9%)とほぼ前年並み。インターネット広告費は8680億円(107.7%)だった。
またBS放送やCS放送、ケーブルテレビで構成される衛星メディア関連広告費はロンドン五輪の影響が大きく前年比113.7%の1013億円となった。

マック原田社長「広告宣伝費を前年の6倍」 こんなまことしやかな噂が広がった理由

■びっくりしたなぁもう。。。


マック原田社長「広告宣伝費を前年の6倍」 こんなまことしやかな噂が広がった理由



   日本マクドナルドが2013年の宣伝広告費を前年の6倍にする、といった噂がネットに流れている。同社の年間の宣伝広告費は60億円だから、360億円も使うことになる計算だ。
   ネットでは、広告費をこれ以上増やしても売り上げが急激に伸びることはないのではないか、という疑問が上がり、「原田社長の大暴走か?」「バイトの時給上げる資金に使ってくれよ」などといった意見が出ている。

360億円も使っては経営に支障が出るのは確実

広告宣伝費6倍は本当か?
広告宣伝費6倍は本当か?
   この噂の出所は、ニュースサイト「リアルライブ」が13年1月19日付けで配信した記事(週刊実話にも掲載)で、見出しが「マクドナルドHD原田社長がぶち上げた『宣伝費6倍引き上げ戦略』の爆発力」となっている。
   記事は原田社長が13年1月半ばに行った会見について書かれていて、12年は商品戦略と価格戦略の見通しが外れ、既存店の売り上げが10ヶ月も前年を割ってしまった。そのため13年の方針として、朝メニューの強化と低料金メニューを増やすほか、宅配事業も本格化したうえ、
「昨年比約『6倍』の広告宣伝費を投入して周知を徹底、朝食時間帯の売り上げを10%以上伸ばす」
と語ったと書いてある。
   この6倍という数字がメディア界で波紋を広げた。同社の年間宣伝費は60億円程度だが、これが360億円になると、いくら売り上げを伸ばしても会社全体では赤字になる可能性が高い。なので、6倍と言うのは6割り増しを言い間違えたのではないのか、などと推理も加えている。「マクドナルドHDの決断は、どう転ぶ…」と記事は締めくくっている。

「6倍になるのは朝マックだけ」と広報は困惑

   ネットではこのニュースについて、原田社長は狂気の沙汰だ、とか、そんなお金があったらバイト代を上げろとか、リッチなメニューを赤字覚悟で安く提供する方がお客受けはいいはずだ、といった見方のほか、
「プロ野球球団を持ったほうが効率いいんじゃね?」
「マスコミにカネをばら撒き報道統制するの?韓国企業みたいだな」
「広告費を販売価格に転嫁するとしたらたまったものではない」
などといった勝手な憶測まで出る始末だ。
   日本マグドナルド広報に聞いてみたところ、
「全くの間違った内容が元になった騒ぎで大変驚いております」
ということだった。
   広告宣伝費を6倍にするのは朝のメニュー「朝マック」だけで、それでも驚くような数字にはならないという。「朝マック」は年々好調に売り上げを伸ばし、さらに成長が期待できるため13年の同社の重点分野に決定した。「朝マック」の広告宣伝費はテレビやラジオを中心に13年1月中旬から展開しているそうだ。

KDDIがFirefox OSに取り組む理由 [MWC2013]制限がなく何か面白いから

■早く見たい!


KDDIがFirefox OSに取り組む理由

[MWC2013]制限がなく何か面白いから



Mozilla Corporationは、MWC開幕前日のプレスカンファレンスで、Firefox OSに対して世界の携帯電話事業者18社の賛同を得たことを表明した。日本からはKDDIが正式にサポートを表明し、Firefox OS端末を日本市場に導入していくことを明らかにした。Mozillaのプレスカンファレンスに参加したKDDIの石川雄三取締役執行役員専務は、Firefox OSに賛同した理由や、導入に向けた考えを日本の報道陣向けに答えた。その様子をお伝えする。

Firefox OSのどのあたりに魅力を感じたのか。
写真1●KDDIの石川雄三取締役執行役員専務
 オープンなOSであり、制限がないことが一番だ。我々はAndroidやiOS、そしてWindows Phoneも提供しているが、ユーザーにはこれらのOSよりもオープンな環境でいろいろやりたいことが出てくるニーズがあると考えている。明確なターゲットや戦略は決めていないが、何か面白い世界ができると思って賛同した。アプリケーションを作る層がWeb開発者の層に広がることで、面白いことがどんどん出てくる素地があると考えている。
iOS、Androidと比較してどんな特徴のある端末やサービスが可能になると考えているのか。
 我々は決してiOSやAndroidを否定するわけではない。これらが嫌だからFirefox OSに行くというわけでは決してない。ただ課金が自由にできることや、バックグラウンドの通信の発生を抑えるといった新たな仕組みがFirefox OSにはある。これによって現在提供中のデータ通信の料金プランは半従量制であるが、こうした縛りをなくすような新しい料金体系も考えられるだろう。ユーザーがこれまで以上に広がると、これまでのスマホでは対応できない要素が提供料金を含めて必要になると考えている。
(同じくWeb技術をベースにした)TizenではなくFirefox OSを選んだ理由は。
 両方を比べたのは事実だ。iOSやAndroidを否定するものではないが、Tizenはどちらかに似たモデルになるのではないかと思っている。TizenのアーキテクチャはAndroidに似ており、またメーカーが開発を主導しているため、垂直統合になりやすい要素がある。その点、Firefox OSのほうがオープンであり、自由度がある。アーキテクチャの面では、VM(Virtual Machine)を使わないので省電力などの面でメリットがあると考えている。


日本での発売時期は。Firefox OSはどの程度のシェアまでいくと考えているのか。
 これからコンセプトを決めてチップの改良を進める。来年の後半ぐらいになるのではないか。シェアについては、いきなり20~30%にはならないだろう。ただし伸びていくことは予想できる。
どういった機能を盛り込んでいく考えか。
 ユーザーの中でも、レイトマジョリティ―には月額料金を抑えたいというニーズがある。そういうユーザー向けという考え方が一つある。ただ、必ずしもローエンドだけにフォーカスしているわけではない。単に安くて機能が足りない端末を出すつもりはない。今スタンダードであるサービスは網羅したい。基本的には今の3M戦略に沿って端末を出していく。ここまでスマホが広がってくると、違うニーズも出てくるだろう。新しい機能にもチャレンジしていきたい。
Firefox OSに賛同する携帯電話事業者として米スプリントの名前もある。ソフトバンク、スプリント連合の動きはどのように見ているのか。
 気にならないといったら嘘になるが、あまり日本側で目立った動きが見えない。Firefox OSへの取り組みに関しては、我々が先行しているので知見があるだろう。今後安心して使ってもらえるためには、セキュリティなどにも課題が出てくると考えている。そんな中で、我々からは良いものを出せるだろう。
ニュースリリースには、KDDIも積極的にFirefox OSへの機能追加に貢献していきたいという点が盛り込まれていた。
 (同席した同社商品統括部技術開発1グループリーダーの上月勝博担当部長)セキュリティ面では、auスマートパスなどでノウハウをためたスクリーニングの仕組み、ペアレンタルロックの取り組み。一方、ネットワーク面では、ネットワークに対するインパクトをいかに効率的にOSレベルで抑えるのかといった点で、貢献していきたいと考えている。我々も積極的に開発に寄与し、惜しみなくオープンソースとして共有していきたい。

2013年2月26日火曜日

アイヴやウォズが語る「ジョブズなきアップル」




アイヴやウォズが語る「ジョブズなきアップル」


2010年の「WWDC」での故スティーブ・ジョブズ氏。画面の相手はジョニー・アイヴ氏。


アップルでは、開発と同じだけの時間をネーミングの検討に費やし、ジョブズ後の時代は「奇妙」で、同社は「エッジを失わない」ため奮闘している──最近、3人の有名なアップル関係者が相次いで行った発言をまとめると、以上のようになる。

彼らがアップルのカルチャーや現状について率直に話す姿は、スティーブ・ジョブズが同社を徹底的に管理したのとかなり対照的だ。当時は、アップルや同社の創造プロセスの将来に関する公的な発言は稀なことだった。しかし、いまはティム・クックの時代だ。今後はアップル本社の内部について、より頻繁にかいま見ることができるようになるのだろう。

最初はジョニー・アイヴだ。同氏は先週、BBCの番組「Blue Peter」に登場し、同番組の最も名誉ある賞を受賞した。公式動画の一部で、アイヴ氏はアップル社がネーミングに非常に神経を使っていることを紹介している。

「検討している製品がランチボックスだとしたら、『ボックス』という言葉によって、いろいろな狭い認識が、前もって与えられてしまうことがないよう、われわれは注意を払う」とアイヴ氏は述べる。「ボックスという言葉は四角や立方体を思わせる。言葉はわれわれの行き先を決めてしまいかねないので、使う言葉にはとても気をつける

アップルが自社のタブレットに「タブレット」や「スレート」をつけずに「iPad」とした理由が少しわかる話だ。「パッド」は、タブレットやスレートよりも意味の限定がずっと少ない言葉だ(当初かなり笑いものにされた(日本語版記事)padと呼ばれる女性用ナプキンとの類似性はさておき)

一方、アップルのアート・レヴィンソン会長は2月26日午後(米国時間)、スタンフォード大学の経営大学院に姿を見せ、興味深い話をした。同氏はそこで、「ジョブズ後のアップル」がどんな感じなのか、その心のうちを披露した。「奇妙な気持ち」だという。

「取締役会の部屋に入るたびに、スティーブを懐かしんでしまう」と、レヴィンソン会長は大学院生たちに語った。「彼は本当にユニークな存在だった。…人々の目に映っていたスティーブ・ジョブズは、その多くが、わたしの知っている彼とは違うのだが」

またレヴィンソン会長は、アップルの新製品が一般公開の6~18カ月前に取締役会に提出されることを明かした。そのうちの早い時期なら、取締役の意見と専門知識が製品で考慮されることもあるが、多くの場合、取締役は干渉しないという。「われわれの仕事は製品のスペックを決めることではない」。彼らの仕事は、最高経営者を雇い、解雇し、リソースとして働くことなのだという。

最後に、アップルの共同創設者で、現在はFusion-io社のチーフサイエンティストであるスティーブ・ウォズニアックからは、最高に洞察に満ちた見解がもたらされた(いつものことだが)。スティーブが建てた家はまだ驚くほど成功しているが、競合各社が次第に競争力のある製品を提供しているなかで、「エッジを失いつつある」というのだ。「プレミアムなブランド」であるという点がアップルのアピールであるようになってきつつある、と。

「昔は、Mac対PCの宣伝があったりして、Macはいつもクールガイだった」と、ウォズはBloombergの記事で述べている。「しかし残念なことに、われわれはそのクールさを失いつつある」

たしかにサムスンやノキアといった競合各社は、NFCや無線充電など最新機能を搭載したスマートフォンを売り込んでいる。いくつかの調査によれば、アップルは十代には「クール」だと評価されない傾向見せている。利益と売り上げの素晴らしい数字にもかかわらず、投資家たちも、アップルの魅力に気のない態度を続けている。もっとも、消費者がiPhoneやiPadを購入し続けているのは事実だ。

なお、ウォズはアップルのスマートウォッチにはたいへん期待しているという。同氏は数年前から、「iPod nano」を腕時計にしているのだ

日本ではKDDIから。Firefox OS搭載スマートフォンのハンズオン動画

■かもねかーもね♪ 好きになっちゃいそう。一目ぼれ的な。(担当:i)



日本ではKDDIから。Firefox OS搭載スマートフォンのハンズオン動画



全世界18キャリアで展開。日本はKDDIから!
以前からギズでも取り上げてきたMozillaの開発するスマートフォン向けOS、Firefox OS。MWCではFirefox OSを搭載した実機が早くも登場しました。第一弾となるのはZTE社製のもの。ほかAlcatel (TCL)、Huawei、LGの3社が端末リリースを発表しています。そのハンズオン動画はこちら


Firefoxの売りはなんといっても拡張性。ホーム画面からアプリまで全ての機能をHTML5アプリとして開発して動作させることのできるオープンソースOSであることから、この動画にある性能をベースにユーザー各々がカスタムできる仕様になると思われます。
気になる日本上陸ですが、KDDIとMozillaが「Firefox OS」を搭載したスマートフォンなどの端末の日本市場への導入に向けて両社が協力する事を発表しており、KDDIの田中社長は1年から2年の間を目処に搭載端末を販売するとしています。
追記:KDDIは本日25日、公式発表もしています。

次世代モバイル時代の到来か!? Google Glassを使ってみた。さて、スペックや使用感は?(動画あり)

■動画はリンクで!


次世代モバイル時代の到来か!? Google Glassを使ってみた。さて、スペックや使用感は?(動画あり)


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今年中に一般向け発売を行うそうです~
Googleが開発中のウェアラブル・コンピュータ、Google Glass。その試作品を実際に使用したレポートをテクノロジーメディアThe Vergeが掲載しています。記事によるとGoogle Glassは「軽量でアップル製品以上にシンプル」に仕上がっており、「天気予報や着信通知、テキストメッセージによる返信、道案内などスマートフォンでこなせる基本的なことは一通りできた」そうです。

Google Glassはスマートフォンとの併用を前提に作られており、Wi-FiまたはBluetoothを介してテザリングを行うことでデータ取得を行う仕組み。対応するスマートフォンですが、Android端末はもちろんiPhoneでも利用できるようです。他に特徴的なスペックとしてオーディオは骨伝導解像度は4.8メガピクセルバッテリー持続時間は10〜12時間などが取り上げられています。
一般コンシュマー向けには2013年末までに発売を開始する予定で、価格は1500ドル(約14万円)以下に抑えられるそうですよ。

AKBより「ももクロ」が人気? 「ライブ見たい」調査、ダブルスコアで引き離す

■タレント(商材/ビジネス)をマネジメントできないのなら何か改善しなきゃだめなのかなぁ。ビジネスって難しいですね。 (担当:i)

AKBより「ももクロ」が人気? 「ライブ見たい」調査、ダブルスコアで引き離す



日産スタジアム(横浜市)で2013年夏、AKB48とももいろクローバーZ(ももクロ)という2大女性アイドルグループがコンサートを行う。
   日産スタジアムといえば観客席7万2327席を誇る国内最大級の会場で、ここでコンサートを行うことは人気者の象徴でもあり、2組の勢いを表している。ところが、2組への期待値にかなりの差があるようなのだ。

「ももクロのライブ見たい」がAKBの2倍以上

一般にも人気を獲得しつつあるももいろクローバーZ(12年11月撮影)
一般にも人気を獲得しつつあるももいろクローバーZ(12年11月撮影)
   AKB48が日産スタジアムでコンサートを行うのは13年6月。1月27日にイベント内で発表され、女性歌手として初の快挙ということで大きな話題になった。
   その発表から1週間も経たない2月2日、今度はももクロが8月4日に日産スタジアムでライブを行うとイベント内で発表した。ももクロはNHK紅白歌合戦を目標に活動してきたが12年にそれが叶い、次なる目標として国立競技場(東京・新宿区、5万4224人収容)でのライブを掲げていた。その規模を飛び越えてのコンサート開催決定に、メンバーとファンは喜びをあらわにしたようだ。
   この発表を受けて、Yahoo!ニュースの意識調査で2月2日、「日産スタジアムのライブ、見たいのはAKB?ももクロ?」という質問が公開された。投票は2月12日までだが、5日15時現在すでに5万票近く投票されている。
   気になる結果だが、AKB48が1万5102票に対し、ももクロは2倍以上の3万3648票と、圧勝の結果となっている。
   AKB48といえば11年5月発売のシングル「Everyday、カチューシャ」以来発売したシングルは全て1週目でミリオンヒットを達成するという、もはや「怪物」グループだ。一方のももクロは、12年11月発売のシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」の1週目の売り上げ枚数は約7万4000枚だった。AKB48が1つのシングルにつき4~7種類発売しているのに対し、ももクロは2~4種類、さらに握手会の有無という決定的な違いはあるが、それにしても売り上げ枚数で見れば両者の差は大きい。

「ももクロはいつも一生懸命!」「口パク生で聞く必要ない」

   ももクロのライブがAKB48よりも望まれているのはなぜだろうか。
   Yahoo!の意識調査のコメント欄を見てみると、ももクロを選んでいる人は「元気で、いいも悪いもナマモノって感じがいいね」「ももクロはいつも一生懸命って感じがします」などももクロへの好意で投票した人、「AKBのあくどい商法にもみんな飽き飽きしてるのでは?(中略)その点、ももくろは歌も聴いてて思わず笑っちゃうような親しみやすさがいいです」「AKBはごちゃごちゃしてそうだし、、、モモクロは一生懸命だし、見てても不愉快にならない」などAKBよりももクロの方がいい所があるという人、「AKBはテレビタレントという感じ。ライブは別に・・・」「AKBは口パクなんだろう?だったら生で聞く必要ない」などAKB48へのネガティブな感情からももクロに投票した人などさまざまだ。
   一方、AKB48に投票した人は「AKBが女性アーティスト初だからどういうライブか気になる!」「モモクロのパフォーマンスは派手すぎてついていけない」「どちらとも興味はないが見るなら数で勝るAKBかな」など、数は少ないが多様なコメントを残している。
   2ちゃんねるでは、この結果を知ったAKBファンが「まあ勢いは完全にあちらの方があるよね。それは認める」「売上より好感度で一位を目指してほしかったわな 売上やらミリオンにこだわった時点でAKBの敗けだったのかも知れん…」「国民の総意は『どっちも興味ない』だろ」など、意外にも少し冷めたような書き込みをしている。
   ピークを過ぎたのでは、とも言われるAKBだが、12日の最終日までに「大逆転」はあるだろうか。



ドコモの“AKBダケ”が人気コミック5誌をジャック! -- 裏表紙を並べてディスプレイする店舗も登場



ドコモの“AKBダケ”が人気コミック5誌をジャック! -- 裏表紙を並べてディスプレイする店舗も登場



NTTドコモが現在展開している学生向けキャンペーン「応援学割2013」のプロモーションがおもしろい。テレビCMに“AKB ダケ”として登場している、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーが人気コミック誌5誌の表紙と裏表紙をジャックする『AKB ダケ×コミック誌』ダブル表紙企画が展開されているのだ。

ヤングマガジン2月25日号の表紙と裏表紙
ヤングマガジン2月25日号の表紙と裏表紙

既に2月20日には、この企画の第1弾として週刊少年サンデー(小学館)に大島優子さんと高橋みなみさんが登場。二人のグラビアが表紙を飾る本を裏返すと、裏表紙にはテレビCMのキャラクター“AKB ダケ”となった「ゆうこダケ」と「たかみなダケ」が登場し、パッと見では、表紙と勘違いしそうな構図の中、ドコモダケ帽子をかぶった姿で微笑んでいる。

裏表紙は一見、単に表紙に帽子をかぶらせたパロディのようにも見えるが、よく見ると「月額使用料3年間0円!」や「学生もその家族もおトク!」など、「応援学割2013」の広告でよく見るフレーズが表紙のテイストに合わせて散りばめられていて、何とも不思議な広告に仕上がっている。

同様に週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)には柏木由紀さんと横山由依さんが「ゆきりんダケ」と「ゆいダケ」、ヤングマガジン(講談社)には島崎遥香さんが「ぱるるダケ」としてそれぞれ登場しており、2月25日からコンビニなどの店頭に並んでいる。

さらに、各誌の巻頭グラビアの隣のページには、ダブル表紙に登場するメンバーだけが登場する各誌だけでしか見られない「応援学割2013」スペシャル広告が掲載されている。

2月20日に発売された週刊少年サンデーの表紙と裏表紙
2月20日に発売された週刊少年サンデーの表紙と裏表紙

週刊ビッグコミックスピリッツ2月25日号の表紙と裏表紙
週刊ビッグコミックスピリッツ2月25日号の表紙と裏表紙

また、2月20日から、若者に人気の情報発信ショップ「ランキン・ランキン」の一部店舗ではスタッフがドコモダケ帽子を被り、AKB48 メンバーがダブル表紙を飾る週刊少年サンデー、週刊ビッグコミックスピリッツ、ヤングマガジンの最新号をわざと裏返してディスプレイするというドコモダケコラボ企画が実施されているという。

ランキン・ランキンでは普段コミック誌を読まないような女性客が多いようだが、スタッフによるとディスプレイに足をとめて、コミック誌を手にとり表紙と裏表紙を見比べる人も多く、反応も上々とのこと。5誌が出揃う2月28日以降は、5誌すべてを並べてディスプレイする予定だという。

人気ショップ「ランキン・ランキン」の店頭に並んだコミック誌
人気ショップ「ランキン・ランキン」の店頭に並んだコミック誌

2月27日には渡辺麻友さんが登場する週刊少年マガジン(講談社)が、2月28日には小嶋陽菜さんが登場する週刊ヤングジャンプ発売される。既に発売されている3誌の出来を見る限り、これから発売される2誌の出来ばえも期待できそうだ。

出版社の垣根を越えて展開されている異例の W 表紙ジャック企画だが、AKB ファンならずとも一見の価値があるおもしろいものとなっている。

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