東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは、2014年度から設備投資を大幅に増やす。16年度までの3年間に11~13年度実績を6割上回る1200億円規模を計画、TDR内の2つのテーマパークのアトラクションの入れ替えなどに充てる考え。13年度に初めて入場者数が3千万人を超えており、テーマパークの混雑緩和や集客力の向上を急ぐ。
28日に決める新中期経営計画に盛り込む。14年度は13年度実績の240億円を8割上回る420億円、15、16年度も400億円台の投資を続ける。14、15年度は東京ディズニーランドを中心にアトラクションやサービス施設を拡充する方針だ。東京ディズニーシーも16年度以降に施設の更新・改良に取り組む。
TDRは13年度に開業30周年記念の大型パレードや3Dアトラクションの刷新が人気を呼び、初めて入場者数が3千万人を突破した。14年度は1割程度の反動減を見込むも、15年度の回復を予測。年間3千万人を恒常的に受け入れられる施設の整備を目指す。
アジアを中心とする訪日外国人客の増加や20年の東京五輪開催も追い風になるとみて、17年度以降も積極投資を維持する方針だ。
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