2014年4月10日木曜日

スマートフォンとタブレット、総合満足度1位はこの製品!

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20140407/548993/?act05




ここ2、3年で急激に普及し、仕事にも生活にも不可欠のデジタルツールになったスマートフォンとタブレット。日経パソコンはそれらの製品の満足度を探るために、今回、大規模なアンケート調査を実施した。
 総合満足度で首位となったのは、スマートフォンが「iPhone 5」、タブレットは「iPad mini」(図1、次ページの図2)。これらのシリーズを含め米アップル製品が上位を占める一方、日本メーカーの苦戦が際立つ結果になった。
図1●3年以内にスマートフォンを購入したユーザーに製品の総合的な満足度を聞いた。「満足」を10点、「まあ満足」を5点、「どちらとも言えない」を0点、「やや不満」を-5点、「不満」を-10点として、合計値を有効回答数で割った値を満足度とした。1位は「iPhone 5」、2位にはKDDIと台湾HTCが共同開発した「HTC J」が入った(※カッコ内の数値は有効回答数。iPhoneやiPadなどシェアが高い一部製品は、より詳細に分析するため製品の種類を細分化して集計した)
 
図2●タブレットもスマートフォンと同様に満足度を集計した。1位は小型の「iPad mini」、2位は同じく米アップルの高解像度の「iPad(Retinaディスプレイ搭載)」、3位にはNTTドコモのスマートフォンユーザーで動画サービスに一定期間以上加入すると9975円で購入できる「dtab」が入った(※カッコ内の数値は有効回答数。iPhoneやiPadなどシェアが高い一部製品は、より詳細に分析するため製品の種類を細分化して集計した)
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 アップル製品の高い満足度を支えているのは、シンプルで分かりやすい操作性と、デザインの良さ。高精細ディスプレイをいち早く採用したことや、充実したアプリケーションストアを用意していることなども、ユーザーからの評価が高い。

 アップルに続き満足度が高かったのが、海外メーカーと国内通信事業者との提携モデル。スマートフォンではKDDIと台湾HTCが共同開発した「HTC J」が2位。タブレットではNTTドコモが企画し、中国ファーウェイ・テクノロジーズが製造した格安タブレット「dtab」が3位に入った。HTC Jは海外モデルにおサイフケータイやワンセグといった日本特有の機能を加え、使い勝手を改良したモデル。dtabは10.1型液晶を搭載しながら1万円を切る価格で販売された。日本人好みの機能あるいは価格で明確な違いを示し、ユーザーを引き付けた。
 国内メーカーに目を向けると、ランキング下位となった機種が多い。2万円以下という低価格で7型タブレット市場を開拓した「Nexus 7」(米グーグル、台湾エイスーステック・コンピューター)、最新の機能や部品を盛り込んだスマートフォン「GALAXY」(韓国サムスン電子)など人気の高いグローバル製品に比べ、多くの国内メーカー製品は明確な特徴を打ち出せなかった。また、特にスマートフォンで国内メーカー製品には「動作の安定性に欠ける」という声も目立ち、製品の基本的な開発力にも疑問符が付いた格好だ。
 これらユーザーの生の声を基に、分析結果から見えてくる実像を紹介していこう。
●回答者プロフィールと調査概要
図3●2013年5月29日から6月23日まで調査を実施した。本誌や日経BP社発行のメールマガジンの読者などに呼びかけ、Webサイト上で回答を受け付けた。タブレット、スマートフォンともに3年以内に購入したユーザーの有効回答数が100人に満たない機種はランキングの対象外とした

 

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